遠足

2006-04-11

[]ゲストギフト

 月刊コイントス5月号ネタバレ 

 

 えええええ! 橋枝先生ー! いつも立ち読みなんだけど、コイントス買っちゃいました。まあ他にも好きな漫画あるからいいんだけど。「柑橘」も八朔祭編のせいで単行本買い始めたし。

 さて勝手な思いこみですが、私は「ゲストギフト」の世界観をパラレル江戸時代のユートピア町人文化みたいに思っていたんです。服装や髪型も現代だったり時代劇だったりして安定しないし、そのあたりの設定についてこれまでは何も語られなかった。こないだの南町奉行の御白州でも御奉行様はスーツなのに後ろの机で進行を書き留めている人は和服に髷結い、でも筆ではなくてタイプライター使用。そこらへんは「おかしいんじゃないか?」と言うより雰囲気で楽しんでおけばいい部分なのだと思っていました。ほのぼの漫画だし。

 それが今月号で浮世絵師円暮が死亡。準主役くらいに思ってたのに! というかこの作品でレギュラーが死ぬという事態がそもそも信じられません。そんな展開はこのあやふや世界観から浮きそうなものですが、どうもその世界観を含めて話が進行している様子。今思えばここ数ヶ月何気なくひっかかるところがあったんでした。先月号でお歯黒どぶを飛び越えた時、高瀬が「どぶの幅がいつもより狭かったように思う、吉原が私に行けと言ってるんだ」みたいに言ってたけど、あれもちょっと妙ですよね。

 あと単行本読み返したら、円暮は1巻時点でもう死亡フラグに準ずるようなことを言ってた。

「ここはいい町だよ

 いい町ってのは月も星も灯りもない真っ暗な時でも

 ぼんやり光ってるように見えるんだ」

「……? 真っ暗で光ってるたあどういう意味だね」

「何か隠れている気配がするってことさ

 おれが描きたいのはそういうものだ」

 読み返していくと、自分はけっこう円暮好きだったとかしんみりする。寂しくなるけど話自体もそろそろ終わるのかなあ。