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夢学

2007-10-17

[]惑星アルバ


ジャケットに惹かれてDVDを借りてきました。

身も蓋もなく言えばSFぽいジュラシックパークというもので、中身はえーと、コメディになるのかな。


惑星監査官のジャック・ディーが惑星アルバを実地監査している最中で行方を晦ました。

惑星アルバで何があったのかを探りにきたジャック・ディーの息子セイロン・ディーは、惑星アルバの見過ごされた混沌を目撃する!


これだけならファンタジーサスペンスの趣も感じ取れますが、画面暗転時に出てくる文句が映画のシリアスさを根底から崩しています。以下は冒頭に出てくる文章。


不幸にも度々勘違いする者が居るので今一度書き記そう。惑星アルバは、ナントカ保護団体に好きなだけ保護をさせるために作られた密林まみれの人工惑星であり、ナントカ保護団体が一人も居ない理由に呪いや陰謀などといったことは一切関係ない。それは都市伝説にも満たない中傷レベルの話だ。彼らがどうなったのか知りたければ情報統合局に行くといい。ただし性格がまるで変わってしまったり、ある部分の記憶が抜け落ちていたとしても責任はもてない。<惑星アルバ 広報>


セイロンが最初に足を下ろした宙港から、アマゾンの秘境のような光景が見渡せたときは世界ががらりと変わっておお、と思わずにいられません。冒険好きならまず間違いなく心ときめく情景です。

冒頭でジュラシックパークみたいなものだと書きましたが、ここで恐竜役をやるのはアルバに生息する生物ではなく人間でした。ここは僕が説明するより作中文句を引用したほうが判りやすいかも。


動物保護団員らしき人を見た? それは結構。だが気をつけたまえ。精神がまともではない。精神がまともではない動物保護団員は動物図鑑にも記載されているので、確認すると良い。情報は頼れる友となる。健闘を祈る。<惑星アルバ 観光>


文句は終始そんな調子なので何も問題はないのですが、肝心の本編自体はシリアスです。サバイバル要素満載です。どっかんどっかんやるようなものではなく、知恵を使って切り抜けていくタイプの地味め映画。森の人、と呼ばれる虎みたいな生物と仲間になるあたりが一番萌えました。無言の連携というか友情と言うか、そう言う要素は大好きです。